ジュニアが羽ばたく。

『THE ROYAL JUNIOR』は、ゴルフ競技の総本山的存在である英国THE R&Aの賛同を得て、
“世界に通用し、世界から尊敬されるプレイヤーの育成”を理念に掲げるTHE ROYAL GOLF CLUBをフィールドに、
日本全国の高校から選抜されたトップジュニアプレイヤーが世界の舞台を目指し競い合う、
日本ジュニア最高峰の“世界基準”ゴルフ競技会となります。

目指すは英国THE R&A主催“The Amateur Championship”、そして“The Women's Amateur Championship”への出場権。
日本ゴルフの発展に大きく寄与した、1922（大正11）年開催の日本と英国の皇太子による親善マッチ。
その伝説の日英マッチから100年の時を経て、「ROYAL」を冠する英国THE R&Aと日本のTHE ROYAL GOLF CLUBが
ジュニアゴルフの新たな歴史の扉を開きます。

• 礼節を以て。

  『THE ROYAL JUNIOR』の理念、その根源にあるのは“礼節”です。社会の秩序を保ち、他者と関わるための身につけるべき作法。それを知る者こそが勝者にふさわしいと私たちは考えます。自身を表現するために備えるべきは、テクニックである前に礼儀と道徳。人前に出るための人間力を養うことこそが本大会の意義なのです。

• 知性を磨く。

  『THE ROYAL JUNIOR』は、ひとりの人間として、ひとりのゴルファーとして正しい判断を下すための知性を磨き、自身の可能性を追求する場となります。第2回となる今大会では男子40名、女子40名のトップジュニアが2日間にわたり36ホールをラウンド。友として、ライバルとして集うジュニアたちの個性が競い、共鳴する…この時間こそ自身を知る貴重な体験となるはずです。

• オリーブの如く。

  『THE ROYAL JUNIOR』の象徴はオリーブ。それは平和と知恵の象徴であり、勝利の象徴です。オリーブは1本だけでは実が成りにくく、2本以上になることで実が生まれます。オリーブの如く、個々が集い切磋琢磨することで競う力を身につけ、未来への力が結実します。

第2回THE ROYAL JUNIORは、2023年4月22日（土）～24日（月）の3日間で開催されました。
協賛企業の皆様、運営関係者の皆様のご支援、ご協力により、大会は無事に終了いたしました。

THE R&A公認のもと、昨年からスタートした「THE ROYAL JUNIOR」。今年はアジア太平洋ゴルフ連盟（APGC）の協力も得て、国内選手のみにとどまらず、アジア太平洋地域のトップジュニアもここに名を連ねました。
男子38名、女子39名と、昨年よりも大幅にスケールアップ。結果、男子は小林 翔音選手、女子は茶木 詩央選手が頂点に輝き、見事、全英アマチュアゴルフ選手権、全英女子アマチュアゴルフ選手権の出場権を獲得しました。
戦いの舞台は男子8,000ヤード、女子7,000ヤードを超えるジュニア競技では前例のないタフなセッティング。
その距離の長さや緻密なコース戦略により、強豪揃いの選手たちも大いに苦戦。誰が勝利を手にするのか最後まで予想ができない展開に。このモンスターコースの攻略には、いかに基本に忠実に、日々の練習や鍛錬を発揮できるかが何より重要となりました。ザ・ロイヤル ゴルフクラブならではの環境下で、本格的な舞台で同世代としのぎを削る―。
この「THE ROYAL JUNIOR」が、全ての選手にとって、世界に通用する選手になるための、かけがえのない機会になることを願っています。

 

大会のテーマは「礼節と知性（Courtesy & Intelligence）」。
世界から尊敬される人格を得てこそ、次世代のコンペティターとして世界で飛躍できます。
この言葉を胸に、1人でも多くのジュニアゴルファーが世界で活躍する人物、そして選手となることを願い、今後も継続して大会を開催してまいります。
本大会開催にあたりご支援いただきましたTHE R&A様、アジア太平洋ゴルフ連盟様、公益財団法人日本ゴルフ協会様、一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟様、鉾田市をはじめ行政の皆さま、そして協賛各社様、関わっていただいたすべての皆さまに御礼申し上げます。