Concept
Organizer運営者のご紹介
最高の
スペシャリストが
集結。
ここでしか得られない体験と至高のおもてなしをご提供するために、各分野から最高のスペシャリストが集いました。
心行くまで世界基準のゴルフをお愉しみください。
ゴルフ場設計家
長渡 譽一Nagato Yoichi
1941年1月19日生まれ。宮崎県出身。元日本ゴルフツアー機構コースアドバイザー。
日本での著名なトーナメントコースを設計・監修。よみうりカントリークラブ、那覇ゴルフ倶楽部、ザ・カントリークラブジャパンなどのコース全面改修を手がける。2017年没。
何をもって“世界基準のコース”とするか、そこに明確な規準はありません。では、私が考える“世界基準のコース”とは何か。それは未来を見据えたコースです。今後もルールは洗練され、人々の技術も体力も向上し、ギアも進化し続けることでしょう。そうした時代の変化を超越し、ゴルファーを魅了し続けるコースこそが、私の考える世界基準です。プロに厳しくアマチュアに優しいという、都合のいいコースはこの世に存在しません。『ザ・ロイヤル ゴルフクラブ』は、プロにもアマチュアにも等しく厳しいコースです。ただし、その厳しさは訓練や修練、そしてチャレンジ精神によって克服できる内容となっており、ゴルフの楽しさ、奥深さ、挑戦することの喜びを実感してもらえるはずです。
私は、思い切り振り抜くホールを“陽のホール”、考えるホールを“陰のホール”と呼んでいます。今回のコース設計においては、この陽と陰のバランスに腐心しました。そして、そのどちらにも罠を仕掛けてあります。しかしその罠に、だまし討ちはありません。
“陽のホール”と向き合いつつ、隣接する次の“陰のホール”の様子も見ておけば、攻略のヒントが見つかります。 “先読み”という、ひとつの工夫です。ゴルフというのは技術や体力で劣っても、心の準備をしておくだけで、その後の展開が変わります。そうして積み重ねた一つひとつの創意工夫が、試合後の達成感を大きくすると、私は信じています。与えられた素材のなかで、これ以上は無理だろうというほどに要素を詰め込みました。私の設計家人生の集大成です。ひとホールひとホールを攻めるのではなく、連なって攻めることで完結する舞台で、自分にしかできないプレーを追求してほしいと願っています。
長渡さんは、ザ・ロイヤル ゴルフクラブが開場後に永眠されました。本文は生前のインタビューを元に構成したものです。
オハヨー乳業株式会社
所属プロ
鈴木 規夫Suzuki Norio
1951年10月12日生まれ。香川県出身。プロゴルファーとして国内外で実績多数。国内ツアー16勝。
かつては日本ゴルフツアー機構理事としてトーナメント運営に携わる。テレビ解説、コース監修、若手プロやジュニア育成など多方面で活躍。
日本のスポーツ界では"心技体"という言葉がよく使われますが、この字の並びは意味深長です。なぜなら"技"も"体"も満たしているにもかかわらず、なかなか世界で活躍できないアスリートの多くが、闘争心やメンタルの強さといった"心"に欠けるからです。
では、その"心"を満たすために必要なものは何か。それは礼節です。ゴルフで言えば起源を知り、先人たちが積み重ねてきた歴史や、磨き上げてきた文化を学ぶことで、興味と敬意が生まれます。そして「この世界に身を置き、自分も成長したい」と思う純粋な気持ちが、自分に必要な修練を積んでいく大きなモチベーションへとつながっていくのです。
『ザ・ロイヤル ゴルフクラブ』は、日本のアスリートが世界に羽ばたくための学び舎です。難易度の高いコースはもとより、様々な施設や取り組みが、ゴルファーにとっての直接的な教えとなるでしょう。他の競技のアスリートにも、いろいろな応用が利くはずです。
そして、一般の方々にとっても、グローバルな時代を生きるヒントが得られる場所になるということです。アベレージゴルファーとしてラウンドする、あるいはファンとしてトップアスリートたちによる試合を観戦する。こうして体感する"世界基準"はきっと、今後の人生のひとつの指針となることでしょう。
ゴルフは人を育てます。『ザ・ロイヤル ゴルフクラブ』はゴルフを通じて、スポーツのみならず、芸術や文化といった分野においても、多くの人たちの育成、再生の場となることを目指します。そして私自身、自らのキャリアを通じ、その一翼を担っていく決意です。
一般社団法人「レッシュ・プロジェクト」代表
スポーツトレーニング
「スポーツ整体 廣戸道場」主宰
廣戸 聡一Hiroto Souichi
1961年6月13日生まれ。東京都出身。
独自の身体理論「レッシュ理論」を提唱し、注目されている。トップアスリートのトータルコンディショニングから一般施療までサポートしている。
JOC日本オリンピック委員会強化スタッフ。
体の使い方という視点で分類した場合、スポーツは2種類に大別できます。ひとつは、本能的に全身を使ってダイナミックに動くスポーツ。そしてもうひとつは、安定性のなかで全身を目一杯使いながら、同じ動作を正確に繰り返すスポーツ。ゴルフが後者に属するのは自明ですが、実はこの分野における日本人の能力は極めて高いと考えられています。
今日、アスリートのトレーニングの主眼は、筋力の増強ではなく、体のコントロール力をいかに向上させていくかにシフトしています。なかでも重要視されているのが柔軟性であり、そこから生まれる各部位の可動範囲の拡大が、全身の連動性を高めていきます。
『ザ・ロイヤル ゴルフクラブ』は、こうした最先端のトレーニングを積むのに相応しい場所です。なぜなら、パワーだけでは太刀打ちできないモンスターコースをはじめとして、ドライビングレンジやアプローチレンジ、さらにトレーニングルームや施術室と、申し分のない設備が整っているからです。人間の体というのは、具体的な環境下でしか進化しないことを考えても、とても恵まれた環境にあると言えます。
私はここで、快適に自分の体を上手くコントロールできるカリキュラムを提供します。アスリートにとってそれは、世界のトッププレーヤーと渡り合ううえでの強みとなるでしょう。一般の方々にとっては、回復力の増大に伴う健康体へと直結していくはずです。
実感を共有することで、今までと違う現実を知ってもらいたい。これが“世界基準”にかける私の思いであり、ブレイクスルーを望む人たちへの支援は惜しまない覚悟です。