ザ・ロイヤル ゴルフクラブで4/25(木)～28(日)に開催された「アジア・太平洋女子アマチュア選手権」は、
ボランティア、関係者各所の皆様にご協力いただき、無事終了することができました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

初日は、オーストラリアのベッキー・ケイ選手がノーボギーで8アンダーで首位に立ち、
32名の選手がアンダーパーでまわり、スコアの伸ばし合いでアジア女子アマチュアの頂点を決める大会アがスタートした。
どこまでスコアを伸ばすかがカギとなる大会になる大会かと思いきや、
2日目は、急激に気温が下がり、雨と平均13m/秒の強風が吹き荒れ、寒さと強風、雨が選手たちに襲い掛かった。

平均スコアが初日の「73.4」から「82.9」へと急降下した。他の選手が大きくスコアを崩す中、
安田選手は、この日のベストスコア「74」で耐え、首位と4打差の5位で予選通過をした。

大会3日目は、雨は弱まったものの、寒さと風が続く厳しいコンディションとなったが、
安田選手は、1イーグル、5バーディー、2ボギーで5アンダーでまわり、通算4アンダーで単独首位に上がった。

雨、風共に止み、気温も回復した大会最終日。
単独首位でスタートした安田選手は、出だしの1Hから3連続バーディーを奪い、
その後もスコアを落とすことなくバーディーを積み重ねた。
上がってみれば2位のディフェンディングチャンピオン、アタヤ・ティティクル選手と8打差をつけ、独走優勝を決めた。

優勝した安田選手には、7月「エビアン選手権」、8月「AIG全英女子オープン」の海外メジャーと、
2020年開催の「オーガスタナショナル女子アマ」の出場権が付与された。
世界のトッププロが集う大会での活躍を期待したい。